「前の会議の資料見せて」
「ハサミ使おう」
「プレゼンの資料訂正しよう、保存場所は…」
このようなとき、10秒以内⏱に探し出せますか?
私は、職場でも家でも
10秒以内に探し出せる=整理整頓✨
という基準で物を整理するようにしています🍀
探す時間は、必要のない時間なので
できる限り短くしたいですね⏱
例えば探し出すのに平均30秒かかり、1日20個の物を探し出していたとしたら、探す時間は
1日 → 10分
1週間→ 70分
1ヶ月→ 280分
1年間→ 約3000分 (50時間!?)😱
年間にしたらかなり多くの時間をロスしてしまうことがわかります…
私は探す時間を『ロスタイム』と呼んでいます⏱
では『ロスタイム』を減らすためには、どうすれば良いのか一緒に考えていきましょう🍀
『片付けが苦手』な大人・子どもの特徴
「片付けが苦手」と一言でいっても、一人一人特性が異なります。自分の(子どもの)どんな特性によって片付けができないのか、その理由を考えることで、対策の手立てが見えやすくなります。
①ものの定位置が決められない
②元の定位置に戻すのが面倒
③目についたものに気を取られて、片付かない
④細かく分類しすぎている
⑤気になったものを衝動的に買ってしまう
⑥物をなかなか捨てられない
⑦片付け方がわからない
⑧片付けるメリットがわからない
⑨完璧主義で、片付けるのに疲れてしまう
当てはまるものはありましたか。どこに苦手があるのかによってアプローチの仕方が変わります。
完璧ではなくてもある程度片付いた状態を保てるように、以下のようなルールが参考になります✨
1〈場所〉もののしまい場所(定位置)をはっきり決める
発達障害の人の「片付けスキル」を伸ばす本
2〈場所〉ものの定位置は、それをよく使う場所の近くに設定する
3〈量〉 しまい場所を確保できない場合は、ものを買うのをあきらめる
4〈入れ方〉ものはできるだけ立てて収納し、重ねない
片付けは一度したら終わりではなく、繰り返し行います。
自分に合ったルールを設定し、片付けがめんどくさくなりすぎないように工夫することが大切です。習慣化すればストレスも減ります🍀
目指すは、片付けの自動化✨
『小さなもの』から整理整頓
「部屋を全部きれいに片付けよう!」
と意気込んでも、途中で疲れてしまったり、他のことに気を取られて作業が止まってしまったりしたことありませんか。
そんな時は、『小さなもの』から少しずつ進めるようにしてみましょう。
例えばカバンの中
仕事や学校のカバンの中にほとんど使わないものは入っていませんか。
財布の中
カードやレシートでいっぱいになっていませんか
タンスの中
1ヶ月以上着ていない服が入っていませんか
小さな場所に絞って集中的に片付けをすることで達成感が得やすくなり他の場所も片付けたいという意欲にもつながるのでオススメです✨
ものの『定位置』を決めましょう
ものの定位置を決めておくと、片付けが苦手な人や子どもにもわかりやすく、ストレスなく片付けがしやすくなります。
上記のようなイラストつきのラベルや、写真を使うと、文字がまだ読めないお子さんにもわかりやすく、片付けが楽になります。
分類は細かすぎない事が大切です。
文房具・ままごと・ぬいぐるみなど、ある程度にカテゴライズすることで、子どもがカテゴライズについて知る経験にもなるのでオススメです🍀
完璧を求めず、ある程度片付いた状態が保てるように心がけてみましょう✨
実際に我が家で実践している完璧すぎない収納を少し紹介します↓
【文房具・薬など】
【おもちゃ】
ものの『買いすぎ』『買い忘れ』を防ぐ
買い物に行った時、洗剤やシャンプー、ティッシュなどの日用品を目にすると
「家にあったっけ?」と思って買ったのに、家にたくさんある
「まだあったはず」と思って買わなかったら、ほとんどなかった…
という経験ありませんか。
こんな失敗をなくすための強い味方が『買い物リスト』です
紙でもできますが、私はアレクサ&アプリを強くオススメします🍀
ストックを一つとっておいて、それを詰め替えたら買い物リストに登録(記入)する
アレクサがあると、
「アレクサ!買い物リストにシャンプー」
と言うだけでアレクサアプリに登録され、二重買いや買い忘れを防げます✨
家族で共有することができるので、買い物に行った人が、何を買う必要があるのかすぐにわかります♪
ものの『量』を決める
ものの定位置が決まったら、適切な量を決めましょう
適切な量=定位置に入る量です
ものを新しく買う前に
片付ける場所があるかどうか考えてから買うようにしましょう
「すでにものがいっぱいで、中々減らせない…」
そんな方のために、ものを減らせない心理🍀について紹介します↓
①捨てるのがもったいない
「もの自体に愛着がある」「せっかく買ったんだから」と中々捨てられない方は多いのではないでしょうか。
一年間使わなかった物は捨てる
を目安にしてみてください。
捨てるよりも、買取店に持って行ったり、自分でフリマサイトで出品したりする方が抵抗なくできると思います。
②想い出があって手放せない
子どもが作った作品など、捨てるのに抵抗がありますよね…
こちらも、作品ボックスに保存しておき、1年経ったら捨てるようにしましょう。「想い出がだから」という気持ちは、もちろんわかるのですが、写真や動画に残しておくと、後で見返すこともできるのでオススメです✨
ものの『入れ方』を決める
ものの入れ方は次の5種類です🌸
1.かける
2.棚に置く
3.箱やカゴに入れる
4.引き出しに入れる
5.扉の中にしまう
服ならかけるor引き出しにしまう
おもちゃなら、カゴに入れるor引き出しに入れる
文房具なら、引き出しに入れる
使用頻度が低いものは扉の中にしまう→1年間使わなかったものは売る(捨てる)
などのように、ものの種類によって適切な入れ方をしましょう🍀
幼いお子さんや発達障害のある子にとって、
「片付けなさい」
と言っても、何をどうすれば良いのか難しいことが多いです
まずは『3.箱やカゴに入れる』から初めてみましょう
大きめの箱にとりあえず入れる
これなら取り組める子も多いのではないでしょうか
これに慣れてきたら、徐々に分類ごとに整理して入れることにチャレンジしてみましょう
まとめ
片付けが苦手な方や子どもの背景に、ADHDなどの発達障害がある場合が少なくありません。自分や自分のお子さんの特性を知って、『片付けやすい』方法を見つけていただければ幸いです。
どうしても片付けが苦手なら、まずは大きめの箱に入れる方法から試し、少しずつ分類するなどして、片付けスキルを少しずつ身につけていくことをお勧めします✨
【参考文献】
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも『片付けスキル』を伸ばしていただければ嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨
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