ゲーム・ネット依存症になるのは「意志が弱いから」?〜依存症を防ぐ、改善する提案〜

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結論

ゲーム・ネット依存症になるのは「意志が弱いから」?

違います

ただし、ハマる体質の人と、ハマりにく体質の人がいます

医学的な説明になりますが、アルコールやギャンブルと同じように、ゲームをすると脳の報酬系という回路が刺激されます。
この報酬系は食事や排泄、性行為など、誰もが普段から行なっていることでも刺激されます。それは、人類が存続するために反復する必要があるからで、報酬系はこのような行動をクセにさせる機能を持っています。
つまり、ギャンブルやゲームを繰り返すことで脳が学習し、それがクセになるなってしまうのです。

ゲーム・ネットにハマっているのが体にとって”普通”になる?

はじめはゲームをしているのが楽しく、現実から離れられて快感になります
それが適切な時間で現実世界に戻れると良いのですが
戻れず、無理矢理やめさせられた場合、ゲームをしないことが不快になり「我慢できない」→禁断症状になってしまいます。
ゲームをしていると(楽しくなくても)安定する
ゲームをしていないと(我慢できず)不安定になる

その結果、ゲームをしていることが”普通”になってしまうことがあります。

こうなってしまう前に、対策ができることが望ましいです。

ゲーム・スマホ・ネット依存を防ぐ、改善するためにできること

① ルールを決める

ルールを決める時に大切なのが、大人が勝手に決めるのではなく、
子どもと一緒に納得できる形で決めることが大切です。
その時、なぜ9時までにやめないと行けないのかなど、その理由を子どもに納得できる形で説明することが重要です。

② 空いた時間に、誰かと楽しいことをする

ゲームにハマっている子は、ゲームをやめなさい!と言われてやめたものの、

することがない…

という状況になりやすいです。

「ゲーム以外にも面白いことある」
「友達・家族と遊ぶって楽しい」


ゲームをやめさせるのと同時に、ゲーム以外にすること、できれば何人かで楽しみを共有できること、人生ゲームなどのボードゲームやカードゲーム、言葉遊びなどを通して、人と生で関わることの楽しさを感じてもらいたいですね。こちらもぜひ参考にしてください。

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③ 身近な大人も、ゲーム・スマホを控える

ゲームをよくする親、スマホをいじっている親を見ていると
「何で自分だけやめなあかんの?」
となります
身近な大人が楽しく本を読んだり勉強したりする姿を見せることが、
「ゲームばかりしてないで、勉強しなさい、本を読みなさい」
というよりも効果があることが実体験からも言えます
ぜひ、身近な大人の時間の使い方を見直していただけたら嬉しいです😄

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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