こんにちは、ソラセンです。
元小学校教員・特別支援学級担任・特別支援学校教員が実際に読んだ書籍の中から
「発達障害に関するおすすめ本」を紹介します!
「発達障害」について、理解を深めたい保護者の方
特別支援教育に携わる先生方にぜひ手に取っていただきたい書籍を
5冊 厳選しました!
発達障害の子どもの心と行動がわかる本
こんな方へ オススメ
▷お子さんの発達が気になる 関わり方に悩んでいる 保護者の方
▷特別支援学級や 特別支援学校で 初めて担任される先生方
私も、初めて小学校で特別支援学級の担任を任された際、とてもとても参考になった書籍です!
オススメ理由
☆ ASD、ADHD、LDなど発達障害についての解説が イラスト・図解つきで 非常にわかりやすい。
☆ それぞれの特性に応じた、適切な関わり方を 学べる。
☆ どんなところに相談すると良いか、具体的に 紹介されている。
☆ ご家庭でできる支援、学校でできる支援について イラスト・図解つきで わかりやすく学べる。
発達の気になる子の学校・家庭で楽しくできる 感覚統合遊び
こんな方へ オススメ
▷お子さんの運動面が気になる 「かけっこ・なわとび・体操・ダンス・ボール遊びなど うちの子何かぎこちない? 姿勢がわるい?」と感じている保護者の方
▷特別支援学級や 特別支援学校の 自立活動などで、感覚遊び取り入れたい先生方
オススメ理由
☆ 感覚(特に、前庭覚、固有感覚)についての知識を深められる。※私はこの本を読むまで、いわゆる5感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)以外の感覚を知りませんでした。😂
☆ ご家庭や学校で、楽しく感覚を育てられる活動が、イラストつきでわかりやすく解説されている。
発達の気になる子の学習・運動が楽しくなるビジョントレ-ニング
こんな方へ オススメ
▷お子さんの書字・音読の苦手さが気になる保護者の方「字がなかなか覚えられない・字の形が取れない・鏡文字になる・マスからはみ出る・迷路や間違え探しが苦手・探し物を見つけるのが苦手」など
▷板書を写すのが苦手、音読で飛ばし読みをしてしまう、字形が整わない、ひらがなやカタカナ漢字がなかなか覚えられない児童がいて、何とかしてあげたい!とお思いの先生方。
オススメ理由
☆ 「見る力」について、わかりやすく解説されている。
※「見る力」は いわゆる視力検査だけでは測れないことに 気付かされました。
☆ 簡単なチェックリストがあり、「見る力」のどこに弱さがあるのかを推測でき、その力を高めるためにオススメのトレーニングを指定してくれるので、効率の良いトレーニング計画ができます!
↓ワークブックも オススメ
発達の気になる子の「聞く力」を伸ばすトレーニング&指導事例集
こんな方へ オススメ
▷お子さんの聞くことの 苦手さが気になる保護者の方「集中して話が聞けない・言われたことをすぐ忘れてしまう」など
▷集中して話を聞けない、指示されたことを覚えておけない児童がいて、何とかしてあげたい!とお思いの先生方。
「今、説明したでしょ!?」😭
と感じたこと ありませんか?
「聞く力」と一言でいいますが、しっかり「聞く」ためには、様々な力が関係しています。
・注意を向ける・向け続ける力
・音声を頭に記憶する力
・耳に入った音声を言語化する力
・語彙力
・指示された言葉の意味を理解し行動に移す力
などなど 他にもたくさん...
私たちの脳は、思った以上に複雑な処理を行なっています。
オススメ理由
☆ 上記のどの力に苦手さがあるのかを明確にし、それに応じたトレーニング計画ができる。
☆ ご家庭や学級で簡単に実践できそうなトレーニングが多数紹介されている。
☆ 「聞く」ことにつまづいているお子さんの中心課題はどこか、考えられるようになる。
子どもの発達障害とソーシャルスキルトレーニングのコツがわかる本
こんな方へ オススメ
▷友だちと 上手くコミュニケーションするために、必要な力、向上するべき力について学びたい方
▷クラスの中に、周囲と上手く関われない子、悪気なく相手を傷つけてしまう子、同じトラブルを繰り返してしまう子などがいて、何とかしてあげたい!とお思いの先生方。
「また!?」😭と感じたこと ありませんか?
オススメ理由
☆ なぜ周囲と上手く関わることが難しいのか、その背景にある要因を考えるヒントになる。
☆ 周囲と上手く関わるために、必要なスキルがイラストつきで解説されていてわかりやすい。
☆ スキルを高めるためのトレーニングがイラストつきで解説されていてわかりやすい。
まとめ
以上、私が個人的におすすめの書籍を紹介してまいりました。
どの書籍もお子さんと接するときの ヒントになると 実際に読んで感じます。
最後に、私が巡回相談員として地域の学校の先生方や保護者の方にアドバイスする際
気を付けているポイントをお伝えさせていただきます。
☆ お子さんの「強み」はどこか
☆ お子さんの「弱み」はどこか
☆ お子さんの「強み」を活かし、学びやすくするため、どんな配慮・支援ができるか。
☆ お子さんの「強み」を活かし、「弱み」を高めるには、どんなトレーニングが適切か。
最後までお読みいただいき、ありがとうございます。
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