🍀苦手さの要因から考える🍀『生活動作』の身につけ方

おすすめ教材

うちの子はなんでお箸が上手に使えないの

トイレが自立しない

お着替えに時間がかかる

〇〇ちゃんはもう一人でトイレに行けるらしい

など、子育ての悩みは尽きませんね…

今回は、以下の文献と2児を育ててきた私自身の経験から、『生活動作』を身につける方法について解説していきます。

キーワードは 『急がば回れ』

周りの子と比較して
「できるようにしなきゃ!」
と焦ってしまいがちですが、焦りは禁物です
親子関係が崩れてしまったり…
自己肯定感が下がってしまったり…
する恐れがあります。

目の前の我が子に集中し
周囲の子と比較するよりも
過去の我が子と比較し、成長をサポートすることが大切ですね

【参考文献】

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苦手さの5要因

 『スプーンやフォークがうまく使えない…』
 『食べこぼしが多い…』
などの悩みは良くあると思いますが、これは、親(支援者)側の視点での都合であり、子どもからすれば、「手づかみで食べれるからいいじゃん」と、苦手さや困難さを感じていないことがあります。

 道具を使いこなすには、手先の器用さや、言葉の理解が必要で、それぞれに発達の段階があります。その発達の段階を考慮しないまま、月齢のみで道具を選んでしまうと上手ず、逆に子どもの苦手を生み出してしまうことにも繋がります子の月齢だけではなく、今我が子が、どの発達段階にあるのかを把握し、適切な道具を選択することが大切です

なぜ生活動作が上手くできないのか
その要因を考える

適切な道具の選択

適切な声かけ

成功体験

このループを作ることが大切ですね✨

以下に苦手さの要因について、5つ紹介します。


① 両手がうまく使えない🙌

〈確認ポイント〉

□ 姿勢の保持できる
□ 利き手が決まっている
□ ボールをうまく投げられる
□ ボタンの掛け外しができる
□ 食事の際、お茶碗を持って食べられる


両手の動きは
左右同じ動きをする

左右別々の動きを獲得

利き手が確立

ここで大切なのは、利き手がどちらか、ということではなく、両手を協調してうまく使えるようになることです。

体の正面から見て鼻とおへそを通る線(正中線)を越えた動きをするためには、体幹の発達や姿勢を保持する力が不可欠です。

〈対応方法〉

・ボール遊び
・手押し車
・滑り止めを活用して姿勢を安定
・滑り止めシートを活用して、書きやすく


② 感覚の未発達👂

〈確認ポイント〉

□ 強い偏食はない
□ 仕上げ磨きを嫌がらない
□ のりや粘土、砂に触れる
□ 怪我をしたら痛がる
□ 苦手な音は特にない
□ 臭いへの敏感さはない
□ ブランコ・トランポリンを楽しめる

人間の感覚には、
・味覚
・聴覚
・視覚
・嗅覚
・触覚

のほかに、

・体の傾き具合や加速度を感じる前庭感覚
・関節の位置や筋肉の力加減を感じる固有感覚
・空腹や喉の渇きを感じる内臓感覚

などがあります

そして、それぞれの感覚の受け取り方は一人ひとり異なります

『感覚過敏』      → ある感覚に過敏に反応する
『感覚鈍麻(低登録)』→ ある感覚に反応しにくい
『感覚探求』               → 好んで感覚を欲する
『感覚回避』               → 感覚を回避する

例えば…

特定の食べ物を嫌がる(偏食)
 ↓
味覚・嗅覚・触覚のいずれか、または複数が感覚過敏の状態

聴覚に問題はないが、呼ばれてもなかなか反応しない
 ↓
聴覚が低登録な状態

トランポリンやブランコに乗り続ける
 ↓
前庭感覚が感覚探求な状態

〈対応方法〉

感覚の受け取り方に偏りがある場合の対応としては
 ※環境の調整
 ※信頼関係のある人と対応
 ※無理強いをしないこと

などが挙げられます。

・集中したい活動に入る前に、トランポリンなどで体を動かし、感覚探求を和らげる
・低登録の傾向がある場合、より強めの感じやすい刺激にする
・聴覚過敏がある場合、なぜそのような音が出ているのか、信頼できる大人と一緒に確認し、安心感を与える。ただし、無理強いは禁物です


③ 力のコントロールが苦手💪

〈確認ポイント〉

□ 適度な筆圧で絵や文字がかける
□ 紙コップで飲み物が飲める
□ 姿勢の保持ができる

相手を軽く叩いたつもりでも、相手にとっては痛いほど強く叩いてしまう、姿勢が崩れやすい、筆圧が強すぎる(弱すぎる)などの実態から、力のコントロールの苦手さが考えられます。

力のコントロールには、関節の位置や力加減を感じる『固有感覚』が関係しています。
固有感覚』が鈍い場合、力加減ができなかったり、自分の手足の位置や曲がり具合がわからずぎこちなかったりします

〈対応方法〉

・まねっこあそび
・タオルで綱引き
・ボルダリング


④ ものを見る力が弱い👀

〈確認ポイント〉

□ 投げられた風船をキャッチできる
□ 行を読み飛ばさずに読める
□ 年齢相応の文字が書ける
□ 折り紙をうまく折れる
□ 片付けができる
□ あまり迷子にならない

確認ポイントにチェックがあまり入らない場合、まずは眼科で視力の低下や乱視、斜視などがないかどうか確認する必要があります。

視力に問題のない場合は、見る力が弱い可能性があります👀

〈対応方法〉

・風船バレー
・ビジョントレーニング



⑤ ボディイメージが捉えにくい

〈確認ポイント〉

□ 体操やダンスが見本を見て真似できる
□ 鉛筆やスプーンがうまく持てる
□ 読みやすい文字を書ける
□ こぼさず食べられる


確認ポイントにチェックがあまり入らない場合、ボディイメージが捉えにくい可能性があります。
ボディイメージをうまく捉えるには、触覚固有感覚前庭感覚の発達がとても重要です。

〈対応方法〉

・実態にあった道具を活用する
・感覚統合の遊びを取り入れる

生活動作に大切な力

① 姿勢保持

手先を思い通りに動かすためには、姿勢が安定している必要があります。
手先のトレーニングだけではなく、体幹のトレーニングを行い姿勢を改善することで、手先の動きがグッと良くなることがあります✨

こちらの書籍に、遊びを通して、楽しく感覚統合できるトレーニングが紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください😆✨

トレーニング おすすめグッズ
☆手押し車
特に道具がなくてもできるので、
『毎日お風呂まで手押し車で行く』
など習慣化することで続きやすくなります✨


☆バランスボール 
※お子さんの身長にあわせて購入してください
おすすめサイズは
幼児→45cm
小学生→55cm

☆バランスクッション

☆バランスボード

☆トランポリン(シェイプキューブ)
椅子がわりにもなり、部屋においても、場所を取らないのでオススメです
我が子の愛用品です✨


② 手先・眼球のコントロール

体幹が安定してきたら、手先のトレーニングも並行して行うと効果的です🔥
こちらの書籍に簡単にできるトレーニングが紹介されているので、楽しく取り組んでみてください🍀

まとめ

 お子さんに、うまくできていない生活動作がある場合、

その背景にどんな要因があるのか考える

適切な道具の選択

適切な声かけ

成功体験

このループを作っていくことに、力を注ぐことで、結果的に早く生活行動を身につけられることが多いです✨

キーワードは『急がば回れ』
子どもの視点に立って、効果的なサポートをしていきたいですね💪

こちらの記事で、手先が不器用なお子さんにも使いやすい文房具を紹介しています✏️
ぜひ参考にしてください✨

『不器用な』お子さんにも使いやすい♪ おすすめ文房具・グッズ
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最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀

この記事を読まれた方が、
少しでも『生活動作』について理解を深めていただき、少しでもお役に立てれば嬉しいです🌈

今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨

【参考文献】

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