学校で働く教員として
毎日、教室で子どもたちと向き合っています。
そんな私が、フリースクールをどう思っているのか。
以下の文献を参考にしながら、私の考えをまとめさせていただきました
私の考えるフリースクールは、
「学校に来られない子のための特別な場所」ではなく、
「子どもが自分らしく成長していくための大切な居場所」です🍀
【参考文献】
フリースクールの定義とは?
実は、フリースクールにははっきりした法律上の定義はありません。
公立学校のような制度の中にある存在ではないからです。
でも、教員として見ていると、共通しているものがあります。
- 子どもの気持ちを大切にすること
- 少人数で丁寧に関わること
- その子のペースを尊重すること
学校は、たくさんの子どもが一緒に学ぶ場所です。
どうしても、一定のルールや流れが必要になります。
一方でフリースクールは、
- 時間の使い方が柔軟
- 学び方が多様
- 一人ひとりへの距離が近い
という良さがあります。
どちらが正しい、ではなく、
役割が少し違うのだと思っています。
フリースクールに求めることとは?
教員として、正直に願っていることがあります。
- 子どもの心をまず守ってほしい
- 「自分はダメだ」と思わせないでほしい
- 社会とのつながりを切らないでほしい
学校に来られなくなる理由は、本当にさまざまです。
- 友達とのトラブル
- 勉強のつまずき
- 発達特性とのミスマッチ
- 心や体の疲れ
どれも、その子にとっては大きな出来事です。
まずは、ゆっくり休むこと。
そして少しずつ、
- 朝起きるリズムを整える
- 誰かと話してみる
- 小さな成功体験を積む
そんな積み重ねを支えてくれる場所であってほしいと願っています。
増える「不登校」の児童生徒数
近年、不登校の子どもは増えています。
ニュースなどで目にする方も多いと思います。
理由は
- 社会全体が忙しくなっている
- 子どもも「空気」を読むことを求められる
- SNSでの人間関係の負担
- 完璧を求められる雰囲気 etc…
いろいろなものが重なっています。
私は、不登校を「弱さ」だとは思っていません。
むしろ、
「これ以上は無理」と言えたサインだと感じています。
その声を受け止める場所の一つが、フリースクールだと考えています。
利用者が求めていることとは?
保護者の方が学校に相談に来られるとき、
多くの方がとても不安そうです。
- 将来はどうなりますか
- このままで大丈夫でしょうか
- 親として何ができますか
その気持ち、本当によく分かります。
子どもが求めているのは、実はとてもシンプルで
- 責められないこと
- 比べられないこと
- 急かされないこと
フリースクールには、
- ゆったりした時間
- 少人数の安心感
- 「できたこと」に目を向ける関わり
がある場合が多いです。
学校だけでは支えきれない部分を、
一緒に支えられたらいいなと感じています。
教員の本音
正直に言うと、
「学校で支えきれなかったのではないか💧」と
自分を振り返ることもあります。
でも同時に、こうも思っています。
- 今は距離を取る時期なのかもしれない
- 別の場所だからこそ回復できるのかもしれない
大切なのは、
- 子どもにとって何が一番よいか
- 大人の立場を優先しないこと
だと思っています。
学校もフリースクールも、
敵ではありません。
子どもを真ん中に置けば、
同じ方向を向いていくチームだと思います🍀
変わりゆく運営形態とは?
最近は、フリースクールの形も多様になっています。
- NPO法人が運営するもの
- 民間企業が運営するもの
- オンライン型
- 通学とオンラインの併用型
など、選択肢が広がっています。
地域によっては、
学校と連携し「出席扱い」になるケースもあります。
昔よりも、「学校以外の学び」が
受け入れられやすくなってきたと感じます。
海外のフリースクールとは?
海外には、長い歴史をもつ学校もあります。
イギリスの
サマーヒル・スクールは、
子どもの自治を大切にする学校です。
- 授業に出るかどうかを自分で決める
- 子どもも学校運営に参加する
という特徴があります。
アメリカの
サドベリー・バレー・スクールも、
自己決定を重んじる実践で知られています。
共通しているのは、
「子どもを信じる」という姿勢です。
日本でも、その考え方がもっと広がっていくことを願っています✨
最後に
学校教員として、私はこう思っています。
フリースクールは、
・安心するための場所
そして、
・前に歩き出すための場所
学校に戻る子もいます。
別の道を選ぶ子もいます。
どちらも間違いではありません。
大切なのは、
子どもが自分を嫌いにならないこと。
そして、
保護者の方が一人で抱え込まないこと。
学校も、フリースクールも、家庭も。
みんなで子どもを支えるチームでありたい。
それが、
学校教員である私の願いです✨
【参考文献】


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