いつからする?お金のトレーニング💰 〜簿記・FP資格もち教員のススメ〜

おすすめ教材

社会的に自立し、人間らしい生活をするためにはお金のスキルは欠かせません✨
しかし残念ながら2023年現在、日本の公教育では、お金💰について殆ど教わりません。
日々の生活や家庭の中で適切に学んでいくしかないのが現状です。

お金を
稼ぐ力・貯める力・守る力・増やす力・使う力

大人になるまでに、お金についてどんな力をつけておくと良いのか、簿記・FP資格を持つ特別支援学校教員が紹介します。

【参考文献】

お金の種類を知る

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イラストエイトより

これは 1円
これは 50円
これは 100円


など、まずは硬貨の分別をする練習から始めましょう🍀

トレーニングをする目安としては、数の概念が分かってきた頃(就学前後)
個人差がありますので、お子さんの発達段階に応じて楽しく取り組みましょう。
お金に興味を示す子は意外と多いので、お金がきっかけで数の概念を習得していく子も少なくありません。

実際に特別支援学級や特別支援学校では、よくお金を使って数の学習に取り組んでいます💰


お金を使う練習

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イラストレーターわたなべふみ

お金の種類や大小関係が理解できるようになってきたら、実際にお金を使ってみましょう。
まずは、駄菓子屋などに親と一緒に行って、50円玉や100円玉を渡します。
そして、自分が欲しいお菓子と持っているお金を比べ

欲しいお菓子の値段 〈 持っているお金

なら買えると教えてあげましょう

そして、レジへ持っていきお金を自分で払わせましょう

慣れてきたら、2つ3つ自分の好きなお菓子を選び、

合計金額 〈 持っているお金

なら買えるという経験も大切ですね
スマホの電卓などを一緒に使ってあげましょう
電卓計算はお金管理の基礎スキルです💰


お金を貯める練習

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イラストAC

お小遣い制には賛否両論ありますが、私個人としては上記のお金を使う力がついてきたら、定期的にお小遣いを設定し、自分が欲しいものを買うためにお金を貯める練習が大切だと考えています。

お手伝いによって、報酬が得られるという工夫をされているご家庭もありますね。こちらも賛否両論ありますが、労働⇆報酬の概念を理解するのには有効だと考えています。

お小遣いをもらって目先の欲しいものをすぐ買うのではなく
少し高価な欲しいものを買うために
使うお金』と『貯めるお金』に分けて管理するトレーニングが大切です

使うお金』と『貯めるお金』に分けて管理する力は大人になってからもかなり重要です

この力が身についていないまま大人になり、その日暮らしになってしまったり、不用意な借金をしてしまったりすることがないようにしたいですね💪


お金を学べる教材

実際にお買い物に行くのは大変有効ですが、毎日するというのはあまり現実的ではありませんよね…
ここからは、実際のお金を使う以外の方法で、お金のトレーニングができるオススメの教材を紹介します。

こどもお金すごろく

子どものころから身につけておきたい、お金の使い方や知識を、遊びながら学ぶすごろくボードゲームです。楽しみながらお金と社会の仕組みが学べます。表はシンプルなお買い物ゲーム、裏はお買いもを通して世の中のお金の仕組みを学ぶことができます。

特別支援学級の担任をしていた際、生活単元学習等で活用していました💰


どうぶつ村のおかいものゲーム

■お買い物が体験できる2つのすごろくゲーム
このゲームには、裏表で使える2種類の大判すごろくがついてきます。表面は、500円のおこづかいを持って買い物を体験できる、幼児向けの「どうぶつ村のおかいものすごろく」。裏面は、商店街でお手伝いをしてお金をためつつ、やや高額な買い物体験ができる「しょうてんがいでおてつだい」。買い物だけでなく、お金が増えたり減ったりするアクシデントもあり、スリルがあって楽しめます。どちらも、かわいい動物たちがすむ世界を舞台にしており、子どもたちにも親しみやすいつくりになっています。
■8このミニゲームでお金の基本がみにつく
ミニゲームでは、「お金の種類」、「お金の大小」、「コインの組み合わせ」「合計額やおつりの計算」といった、小学生がおこづかいを使うときに必要な基本的な知識が身につき、お店でのお金のやりとりが体験できます。

こちらの商品も、特別支援学級の担任をしていた際、生活単元学習等で活用していました💰


お金の使い方と計算がわかる おかねのれんしゅうちょう

実物に近い絵やカード、シールなどを使用する問題は子どもが理解しやすく、スモールステップでお金の分別や使い方など基礎的な力がしっかり身につきます。
たし算、ひき算につながる問題もくり返し練習、楽しみながら計算力が向上します。


アンパンマンレジスター

娘愛用のレジです🍀

電卓機能の「でんたくモード」
数字をおぼえる「すうじモード」
計算問題であそべる「けいさんモード」
数の基礎が学べる「かぞえてモード」

など遊び方色々で数やお金が学べます!
息子はこれでたし算を習得しました!


まとめ

「現金なんて使わなくてもいい」

という方もたくさんおられます。
実際、私も現金は殆ど持ち歩いていません。
クレジットカードやスマホのバーコード決済を多用しています。

しかし、だからこそ「お金の価値」を子どもの時から学んでおく必要があると私は思います。

どのくらい働いたら💪どのくらいのお金が稼げるのか💰
どのくらいのお金で💰どのくらいのものが買えるのか🎁

クレジットカードやスマホ決済は、これらがしっかりと分かった上で使うことが大切です。
よく分かっていないまま使うと、お金の価値が分からずすぐになくなってしまう危険があります… 
爆買い・ネットゲーム・誰かに驕る・詐欺など

できるだけ早期から、数の概念が分かってきた頃からお金に触れる機会を増やし
お金のトレーニングをしていきましょう💪


最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀

この記事を読まれた方が、
少しでもお金の教育に興味をもっていただければ嬉しいです💰

今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨

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