・〇〇君は、計算ができるらしい
・〇〇ちゃんは、二重跳びができるらしい
・〇〇さんは、ひらがな全部書けるらしい
などなど…
子育てをしていると(特に小学生頃になると)他の子と比べてしまうことが多くなってしまいます💧
しかし、他の子と比べても、子育てに良い影響を与えないことがわかっています。
では、どのような関わりをすると良いのか、以下の文献を参考に一緒に考えていきましょう💪
【参考文献】
🌱心の根っこ🌱とは?
🌱心の根っこ🌱とは
目には見えないけれど、『自分ならできる!』という行動エネルギーを蓄え、失敗しても挫けずチャレンジし続ける力だと考えています。
🌱心の根っこ🌱
がしっかり育まれていることで、丈夫な幹・枝・葉(意欲・学力・コミュ力など)が育ち、自立した大人へと成長していくことができると信じています🔥
『星の王子さま』にこんな言葉があります
『肝心なことは、目に見えない』
星の王子さま
少子化などの時代の背景もあり、教育熱心な親御さんが多くなっている印象を受けます🔥
教育に熱心なのは、決して否定されるべきことではありませんが、子どもの意に反して、習い事や塾など過度に頑張らせたり、期待したりしてしまうのは考えものです。『教育虐待』という言葉もよく耳にするようになりました💧
上べの成績や結果に囚われすぎると、やがて、『自分ならできる!』という行動エネルギーが減り、🌱心の根っこ🌱が細くなってしまいます…
🌱心の根っこ🌱を育みつつ、丈夫な幹・枝・葉(意欲・学力・コミュ力など)を育んでいくのが大切ですね🍀
🌱心の根っこ🌱を育むには?
子どもの🌱心の根っこ🌱を育むには、どのような関わりをしたら良いのでしょうか。具体的に考えていきましょう。
🌸 子どもの『気持ち』に寄り添う
心の根っこを育むには、子どものありのままの姿を認めることが大切です。良い部分も、課題も全部ひっくるめて愛するということです。
それは、何もかも許すというのではありません。
例えば、
欲しいおもちゃをすぐに買い与えたり
ゲームの時間を無限にしたり
など、行動を放置することと、ありのままを認めることとは違います。
「ゲームがもっとしたい」
という子どもの気持ちを理解しながらも、ある程度の制限(ルール)を決め、その中で子どもにやりくりさせることが大切です。
また、その理由も子どもにわかるように説明すると良いでしょう。
「ゲームをやめなさい」
だけでなく、その理由とその代わりにどんなことができるか提案し、子どもが選べると良いですね🍀
🌸 子どもの『意欲』を育む
幼い子は特に
「なんで?」
「どうして?」
と問いかけてくることがあります。
いちいち応答していてはキリがないほどです。
こんな時、皆さんはどう返していますか。
私の家庭では
「なんでだろうね」
「なんでだと思う?」
と切り返し、子どもと一緒になって考えるようにしています。
子どもは意外と自分なりの考えをもって一生懸命に説明してくれます
的外れなこともありますが、案外筋の通った回答を返してくることがあり驚きます。
例え的外れでも『説明する』という経験が自然に積み重ねるのが、言葉の発達には大切だと考えています🍀
子どもの問いかけに対しては、すぐに大人が答えを返すのではなく、ぜひ一緒に考えたり調べたりしてみてください✨
子どもからの問いかけが少ないお子さんには、親発信で
「なんで〇〇なんだろう?」
と子どもと一緒に考えるのも良いと思います🍀
また、子どもが何か好きなこと(工作・読書・スポーツなど)に没頭しているときは、可能な限り続けさせてあげることが大切です。
好きなことに没頭している時間が集中力を育みます🍀
🌸 子どもの『折れない心』を培う
「折れない心」とは
・どれだけ困難な状況であっても前を向き、歩もうとする気持ち
・転んでも、また立ち上がる力
を持つことです💪
『転ばないように、親がサポートする』のではなく
『転んだときの、立ち上がる力』を高めましょう💪
何事も失敗しないように…
と親が先回りしてサポートをしすぎると、失敗の経験が少なくなりすぎて、万が一失敗してしまった時に対応することができなくなってしまいます。
・ケンカ
・遅刻
・忘れ物など
親が手を出しすぎず、子ども自身で解決する力を身につけることが大切です。
よほど危険なことではない限り、見守りそこから立ち上がることを応援しましょう!
そして、何かに失敗しても、チャレンジしたことに対して称賛し、次の行動意欲を高めることが大切ですね🍀
🌸 子どもの『時間管理力』を高める
「早くしなさい!」
「遅刻するよ!」
「急いで」
この声かけでは、子どもの時間管理力は身につきません…
時間は目に見えないので、大人が思う以上に理解するのが難しいです。
次のようなステップで時間管理力を高めていきましょう💪
⏰日常会話の中で時効を意識する
・朝は7時に起きる
・おやつは3時
・お風呂は8時
・9時には寝る
など、会話の中で、時刻を伝えるようにしましょう
初めは理解できませんが、数年繰り返すと自然と身につくことが多いです
⏰アナログ時計で時間を可視化
デジタル時計のみだと、時計が読めるようにならない他、時間の経過や流れが理解しにくいです。
読めなくても構いませんので、時計をリビングの見えやすいところに設置し、都度子どもと時間を確認するようにしましょう。『長い針が8の数字まで』など、針の動きで時間の概念を身につけたいですね💪
⏰時間の長さを、体感する
1分で着替える
30分でご飯を食べる
1時間ゲームする
など、日常の中で時間を伝え、「30分って大体このくらい」という実体験を積み重ねましょう。
この感覚がないと、遅刻する寸前まで動き出さなかったり、あとどのくらいゆっくりしていられるか、などが理解しにくくなります…
⏰具体的なスケジュールを立てる
時間の概念が理解できてきたら、具体的な一日のスケジュールを立てましょう。
ここで、親が口を出しすぎないことが大切です。初めは時間の感覚が曖昧なので親からしたら
「絶対無理やん…」
と思うこともありますが、やってみて上手くいかない経験を積むことが大切です。
その時に、スケジュールを上手に立てるには、ある程度のゆとり時間が必要なことなどを助言し、スケジュールを改正することが大切です。
親が先回りしすぎないように💪
まとめ
🌱心の根っこ🌱は十人十色
比べない子育て
桜と梅では、根っこが違います。もちろん幹も枝も葉も咲かせる花も違います。桜と梅で優劣をつけることはありません。それぞれの良さがあります。人の心の根っこも同じです。いろんな心の根っこがあるから、いろんな個性をもち、互いの個性を活かしながら社会はできています。
🍀他人と比べず、過去の自分と比べて成長したか🍀
という視点を常に意識するだけでも、普段の声かけや接し方が変わってくると信じています✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも『比べない子育て』について興味を深めていただき、少しでも参考になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨
【参考文献】
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