『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』とは?🍀子どもと若者の「からだ・こころ・権利」を育てる世界共通の学び🍀

おすすめ本

国際セクシュアリティ教育ガイダンスとは、
ユネスコなどの国際機関が中心となって作られた、
子どもや若者のための性教育の世界的な指針です。


このガイダンスは、単に性の知識を教えるものではなく、

🍀自分を大切にする力
🍀相手を尊重する力
🍀社会とつながる力

を育てることを目的としています。
性は、健康や人間関係、そして人権と深く結びついたテーマであり、正しい学びは、安心して生きていくための大切な土台になると考えています。

国際セクシュアリティ教育ガイダンスでは
年齢や発達段階に応じて学ぶ内容が整理されていて、
子どもたちが無理なく、段階的に理解を深められるよう考えられています。
以下の文献を参考に、4つの年齢段階に分けて、キーアイディアと学習目標を紹介します。少しでも参考になれば嬉しいです✨

詳しくは、以下の文献を参照していただければと思います!


年齢段階はあくまでも目安です。

教育のプロとして、
子どもの発達段階に応じて、内容を理解できるように適切に伝えていくことが、重要だと考えています✏️

また、このガイダンスを知るきっかけになった、書籍も併せて紹介させていただきます📗

【参考文献】

国際セクシュアリティ教育ガイダンス | SEXOLOGY
国際セクシュアリティ教育ガイダンス、ユネスコのページへのリンク、テーマ別、年齢別


5〜8歳:自分を大切にすることを知る時期

この時期は、

「自分のからだや気持ちは大切なものだ」

という感覚を育てることが中心になります。

安心できる大人との関係の中で、気持ちを表現することや、助けを求めることを学んでいきます。

キーアイディア

  • からだは自分だけの大切なもの。
  • 気持ちは言葉で伝えていい。
  • 家族や友だちにはいろいろな形がある。
  • 困ったときは大人に話していい。
  • 思いやりはやさしい行動から生まれる。

学習目標

  • 自分の名前や年齢、身近な人のことを安心して話せるようになる。
  • 「いや」「やめて」と言っていい場面を知る。
  • うれしい気持ちといやな気持ちのちがいを表現できる。
  • 信頼できる大人がだれかを知っている。
  • 友だちとやさしく関わる方法を身につける。

9〜12歳:変化とちがいを知る時期

少しずつ思春期の入り口に立ち、
からだや心の変化に戸惑いを感じやすくなる時期です。

正しい知識を得ることで、不安を減らし、自分や他者を尊重する気持ちを育てます。

キーアイディア

  • からだと心は少しずつ変わっていく。
  • 感じ方や考え方には個人差がある。
  • うわさより正しい情報を大切にする。
  • 相手の気持ちと境界線を尊重する。
  • ひとりで悩まなくていい。

学習目標

  • 思春期に起こる体と心の変化を説明できる。
  • 相手の「いや」という気持ちを尊重できる。
  • 正しい情報とまちがった情報を見分けようとする姿勢を持つ。
  • 困ったときの相談先をいくつか言える。
  • 友だちとのトラブルを話し合いで解決しようとする。

13〜15歳:人との関係を深める時期

友情や恋愛への関心が高まり、他者との距離感や選択の責任を学ぶことが大切になります。
感情だけでなく、行動の結果を考える力を育てていきます。

キーアイディア

  • 同意はすべての関係の土台になる。
  • 感情だけでなく、結果も考える。
  • メディアの情報はそのまま信じなくていい。
  • 自分の気持ちも相手の気持ちも大切にする。
  • 助けを求めることは勇気ある行動。

学習目標

  • 同意の意味を説明できるようになる。
  • 健康的な人間関係の特徴を言葉で表せる。
  • ネットやSNSのリスクを理解する。
  • 自分の気持ちを相手に伝える練習をする。
  • 相談できる大人や機関を知っている。

16〜18歳:社会とつながる時期

進路や将来を考え始める中で、性と健康、権利、法律、社会との関係についても学んでいきます。
自分の選択が、社会や他者にどのような影響を与えるかを考える力を養います。

キーアイディア

  • 性と健康は人権の一部である。
  • 選択には責任がともなう。
  • 差別や暴力は社会全体の問題。
  • 支援制度や相談先は社会に用意されている。
  • 将来の生き方と性や健康はつながっている。

学習目標

  • 性に関する基本的な法律や権利を説明できる。
  • 必要なときに支援機関を利用する方法を知る。
  • 健康的なライフプランを考えられる。
  • 差別や暴力に対して自分の意見を持てる。
  • 他者の選択を尊重する態度を身につける。

教育現場と家庭で大切にしたいこと

国際セクシュアリティ教育ガイダンスは、
学校だけで完結するものではありません。

子どもたちが安心して学び、相談できるようにするには、
家庭や地域と連携し、一貫したメッセージを届けることが大切だと考えています。

大切なのは、
「正しい答えを教えること」よりも、「一緒に考える姿勢」を持つこと

子どもの理解度に合わせて言葉を選び、対話を重ねることで、信頼関係が育まれていき、正しい知識を身につけることに繋がると信じています✨


最後に

国際セクシュアリティ教育ガイダンスは、
性教育を

「トラブルを防ぐための知識」だけでなく
「よりよく生きるための力を育てる学び」

として位置づけています。

自分を大切にし
他者を尊重し
困ったときには支え合える社会

をつくるための土台が、ここにあります。

子どもたちが安心して自分らしく成長し、未来へと歩んでいけるように、学校、家庭、地域が一緒になって、この学びを一緒に支えていきましょう💪


【参考文献】

国際セクシュアリティ教育ガイダンス | SEXOLOGY
国際セクシュアリティ教育ガイダンス、ユネスコのページへのリンク、テーマ別、年齢別

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀

この記事を読まれた方が、
少しでも『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』
について興味を深めていただき、
少しでも参考になれば嬉しいです🌈

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