子どもの『自立』🍀
子育ての最大の目的の1つです✨
「『自立する』とはどういうことですか?」
と聞くと大体の人は
「仕事に就き、お金を稼いで一人で生活できるようになること」
このような答えが返ってきます。
ちなみに辞書で調べると
『自立』は以下のように示されています。
他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。ひとりだち。
広辞苑より
しかし、特別支援学校で勤務する私は、前半の『他の援助や支配を受けず』
という文言に違和感をおぼえます…
人それぞれできることとできないことは異なります。
私自身も、
初めて投資をするとき💰
初めてブログを書くとき💻
など自分の力で判断するのは難しいと感じたので、
経験者やその道の成功者に援助していただきました🌱
皆さんも何かしらの援助を受けて生活しているのではないでしょうか?
『自立』する、それは
全部が一人でできるようになることではないと考えます!
特別支援学校教員が、
子どもの『自立』を目指すうえで大切にしていること
を紹介します✨
『自立』を目指すうえで大切なこと
①自尊感情を育む
自尊感情は、自分の良さを知り、自分自身を大切に思い、自分が価値のある存在だと感じる気持ちのことです。自尊感情が高い人は、自信を持ち、他の人と比べて自分を肯定的に見ることができます。自尊感情が低いと、自分を貶めたり、他の人に比べて自分を劣った存在と感じたりします。
自尊感情は、頑張るためのガソリンです🚗
ガス欠指定しまうと頑張る力が出ず、成長のスピードが遅くなってしまいます。
子どもの「自立」を考えるとき、まず自尊感情を育むことを大切にしましょう🍀
子どもの自尊感情を育むために、以下のような関わりが大切です✨
- ポジティブな言葉:子どもに対して積極的な言葉を使い、成功や努力を認めましょう。何が良かったのか具体的に褒めることで、自己評価を高めます。
- 気持ちの共感 子どもの気持ちに共感しましょう。子どもの気持ちを受け入れ、話を聞くことで、自己価値感を育てます。
- 自己表現の機会: 子どもが自分の考えや気持ちを表現する機会を作りましょう。感情や意見を尊重し、自己表現の自信を高めます。
- 失敗を受け入れる: 失敗を責めず、むしろ失敗を学ぶチャンスだと伝えましょう。失敗を受け入れ、再チャレンジする勇気を育てましょう。
- 安全な環境: 安心して自分自身を表現できる環境を作りましょう。家庭で子どもが自分らしさを発見し、受け入れる場所にすることが大切です。
- 共感的なコミュニケーション: 子どもとのコミュニケーションを大切にし、子どもの好きなことに耳を傾けましょう。
- 共同作業と協力: 家族での遊びを通して、協力やコミュニケーションを楽しみましょう。
自尊感情を高めることで、自分の強みだけでなく、自分の弱みを適切に理解することにつながります。
②自分を理解する
「これは得意」
「これは苦手」
「苦手だけど、こうすればできる」
自尊感情が十分に育っていると、自分の弱みを認められるようになってきます。自分の強み弱みの理解を進めましょう。
自分の強みや弱みを理解することで、困難なことにあっても安定した気持ちで、「別の方法でしよう」「誰かに助けてもらおう」と考えることができるようになってきます。
「自立」への大きな一歩ですね🍀
③周りに援助を求める
「自立」する上で最も大切で、最も難しいと感じているのが「援助スキル」です🍀
特別支援学校で子どもたちと関わっていると「困っているんだろうな」という場面によく遭遇しますが、自分から助けを求められる子は決して多くありません。
周りに援助を求めるのは、勇気が必要です。特にプライドが高い子の場合…
この援助を求める力は障害のあるなしに関わらず、仕事をする上で大変重要です。
一人でできることは少ないかもしれません。
しかし、周囲に援助を求めたり協力したりすることで、自分のスキルを高めることにも繋がります。
最後に
私の考える「自立」とは
自分の得意不得意を理解し、必要に応じて周りに援助を求めながら、判断したり身を立てたりすること。⇨ひとりだち。
ここを目指して、
自尊感情の向上
↓
自己理解
↓
援助を求める力
を特別支援学校教員として、これからも高めていけるよう尽力いたします💪
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも子どもの『自立』について考える機会になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨
コメント
Good way of telling, and fastidious piece of writing to take facts regarding my presentation subject,
which i am going to convey in university.