モチベーションを高める🔥『未来記憶』とは?

おすすめ本

「なんだか、やる気が出ない…」

そんなときありませんか?

「やらなきゃいけないのに、どうしても気が乗らない」
そんな経験、誰にでもありますよね。

・勉強を始めたいけど、なかなか集中できない
・練習しなくちゃなのに、やる気が出ない…
・ダイエットを続ける気力が出ない
・仕事に気持ちが向かない

実は、その“やる気のなさ”の裏には、

「未来の自分をうまく想像できていない」ことが関係しているかもしれません。

「これをやったら未来の自分がうれしい」

と思えたときにこそ、人は自然と行動できるのです。

このように未来を想像することを、『未来記憶』と呼びます。

今回は、以下の書籍『神モチベーション』を参考に、やる気を高める、維持する方法や考え方について一緒に学んでいきましょう💪

【参考文献】


「未来記憶」とは?

未来記憶とは、「これからやること」や「未来の自分の行動」を覚えておく力のことです。

たとえば、

  • 明日の朝、ゴミを出す
  • 来週のテストで、8割以上採る
  • 数ヶ月後の大会で優秀賞を獲る

「実現したいことが実現した時の場面」を、
頭の中で想像して記憶しておくのが未来記憶の働きです。

「ポジティブな未来を思い描く」
未来記憶をうまく使えるようになると、「やる気」がグッと上がります🔥


「未来を思い描く」とやる気が出る理由

心理学の研究では、「未来を具体的に想像できる人ほどモチベーションが高い」と言われています。
なぜなら、未来をリアルに描くことで、次のような心理的効果があるからです。

  • 「今の行動」と未来がつながる
     →「今やっていることは、未来の自分のためなんだ」と感じられる。
  • 行動の意味がはっきりする
     →「なんで頑張るの?」に自分で答えられるようになる。
  • 達成のイメージが脳を刺激する
     →成功を思い浮かべることで、脳の“報酬系”が働き、やる気がアップする。

未来記憶をうまく使いこなすと、未来と現実とのギャップを埋めようと、
自動的に脳が指示を出せるようになっていきます🧠

この書籍では「ギャップモチベーション」として紹介されています。


ギャップモチベーションとは?

ギャップモチベーションとは、

「今の自分」と「なりたい自分(未来の自分)」との『差(ギャップ)』

を感じることで生まれるやる気のことです。

たとえば、

  • 「英語で話している自分」
  • 「表彰台に登っている自分」
  • 「プレゼンで賞賛されている自分」
  • 「研修会の講師として、全国を飛び回って活躍している自分」(私の場合w)

などなど
“理想の自分”と“現実の自分”の間にあるギャップが、
「埋めたい!」というエネルギーに変わります。

それが行動の原動力、つまりモチベーションになるのです。


ギャップを「不安」ではなく「目標」に変える

ただし、このギャップを感じるときに注意したいのは、
「自分はダメだ」「どうせ無理」とネガティブにとらえないこと。

未来記憶を上手に使う人は、このギャップを「不安」ではなく「目標」として受け止めます。

たとえば、

  • 「まだできていないけど、少しずつ近づけばいい」
  • 「今の努力が未来の自分をつくる」

こう考えると、ギャップは苦しみではなく希望の種になります。

つまり、未来を思い描くことで、
「理想の自分と今の自分の差を見つけて、それを埋めようとする力」が生まれる。
未来記憶がやる気を生むのは、このギャップモチベーションが自然に働くからなのです。


モチベーションを高める「未来記憶」の作り方

未来記憶は、意識すれば誰でも鍛えられます。

①未来記憶は、『イメージ』『音声』『感情』『動作』で作る

プレゼンで大成功した!
という未来記憶を作るなら

・どこにいるか
・誰といるか
・自分の視点からどんなものが見えているか
・どんな声をかけられているか
・自分はどんな気持ちか
・自分はどんな動きをしているか

など、より映像が鮮明になるまで、具体的にイメージすることが大切です。


② ①を何回も思い出して体験する。

 未来記憶は、一度作ったら終わりではなく、何度もイメージすることで、だんだんと現実感が増してきます
また、誰かに想像した未来記憶を公言していくことで
さらに、ギャップを埋めようとする気持ちが私の場合は高まると実感しています。
家族や同僚などに、時々話していますw


「今」と「未来」をつなぐ工夫

未来記憶をうまく活かすには、「今の自分」と「未来の自分」を結びつける工夫が大切です。

たとえば、

  • カレンダーアプリに目標日を入れて通知を設定する
  • 学習アプリで進み具合を“見える化”する
  • 目標を写真や絵にして部屋に貼る

未来を“目に見える形”にすると、未来記憶が働きやすくなります。


「未来を信じる力」がカギになる

未来記憶を活かすために、もうひとつ大切なのが自己肯定感です。

「どうせできない」「自分には無理」と思っていると、未来を描いても希望が持てません。
「未来の自分なら、きっとできる」と信じる気持ちが、行動のエネルギーになります。

そのためにできることは、

  • 小さな成功を記録する
  • 過去に頑張れた経験を思い出す
  • 「よくやってるよ」と自分に声をかける

この小さな習慣が、「未来を信じる力」を育ててくれます。


まとめ:未来を描く力が、今を動かす力になる

「未来記憶」とは、未来の自分をリアルに想像し、そのために今の行動を決める力です。
そして、「ギャップモチベーション」は、その未来に近づこうとする原動力です。

  • 明日の自分を思い描く
  • 一週間後の自分を想像して準備する
  • 一年後の自分に手紙を書く

そんな小さな習慣が、「今の行動」と「未来の夢」をつなぐ橋になります。

やる気を出すコツは、意志の強さではなく、
**「未来の自分を信じる力」**なのかもしれません。


✦ 今日から少しだけ、「未来の自分」を思い浮かべてみましょう。
そのイメージが、あなたの明日の行動をやさしく後押ししてくれるはずです。

【参考文献】

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます。

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少しでも『モチベーション』について興味を深めていただき、
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