子育てをしていると
「早くしなさい」
「急いで!」
「時計を見て」
「〇〇できてないよ!」
など、子どもを急かしたり、怒ったりすることが多いものです…
(2児の父として痛感しています…)
急かしたり、怒ったりすると、一時的な効果はあっても、なかなか定着せず、子どもも声かけへの反応が鈍くなり、さらに叱責が大きくなってしまう…
なんてことも起こりがちです…😅
今回は、以下の文献を参考に、
自分の言葉かけのクセを知り
大人も子どもも気持ちよく接することができる
『急かさない』『怒らない』
子どもへの言葉かけについて一緒に学んでいきましょう。
【参考文献】
自分ではなかなか感じることが難しい、クセというものが誰しもあります。
今回は、言葉に着目して、自分の言葉かけのクセについて見直すことから指示の出し方について考えていきましょう✨
抽象的→具体的 な声かけ
「早くしなさい!」
と言われても、早く行動できない場合
子どもからすると何を早くするのか
そもそも『早くする』とはどのような意味かイマイチ理解できていない場合があります。
「時計を見なさい」
と言われて、時計を見たのに、怒られた
と子どもは感じているかも知れません。
大人は
「時計を見なさい」→「時間がないから急ぎなさい」
という意味を含めて言っているかも知れませんが、理解ができない子も多いです。
子どもが直感的にわかりやすい具体的な声かけを意識することが大切です💪
などのように、
どのくらいの時間で(タイマーなどを活用)
何をすると良いのか
具体的に指示することが大切です。
また、子どもの実態にもよりますが
指示はできるだけ短くなるように
一つの行動に一つの指示
を心がけると指示が伝わりやすくなることがありますので是非試してみてください。
『スモールステップ』な言葉かけ
上記でも紹介しましたが、子どもへの言葉かけが、抽象的になればなるほど指示の理解は難しくなります。
抽象的な指示で行動できている場合は問題ないのですが
大人がとって欲しい行動ができていない場合
自分の言葉かけを見直すチャンスかも知れませんね。
『スモールステップ』とは
課題を細分化し、少しの努力で達成できる目標を段階的に設定することで
課題に取り組みやすくするとともに、課題を達成しやすくする手法です。
子どもへの声かけでは、大人が思っている以上にステップを細かく細かくする必要があります。
『スモールスモールステップ』
になるように意識してみましょう。
例えば、「早く着替えなさい」
という大人にとって具体的だと感じる指示でも
早くとはいつまでに?
着替えるとは、何を?
着替えるとはどこからどこまで?
実は具体的なようで、抽象的な指示になっており、
大人が言う『着替える』は服を持ってくるところから、脱いだ服を洗濯かごへ持っていくところまで含まれていることがありますが、
子どもにとっては、服を替えると言う認識で
大人と子どもの『着替える』
に含まれる概念がずれていることがあります。
そこから、無駄ないら立ちが発生してしまうことになりかねません。
「30秒で着替えを持ってこよう」
「10秒でパジャマを脱ごう」
「10秒でズボンはこう」…
などのように、『着替える』と言う行動を細分化して指示することでわかりやすくなります。
『そんな細かいこといちいち言ってられない』
と言う声が聞こえてきそうですが、
ずっと細かい指示をする必要はなく
少しずつ、細かな指示を大きくするように心がけ
最終的に『着替えなさい』
の一言で、全てが完了できるようにしよう
と言う姿勢が大切だと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます。
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この記事を読まれた方が、
少しでも『急かさない』『怒らない』言葉かけについて興味を深めていただき、自分やお子さんの将来の職業や生き方について、少しでも参考になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
【参考文献】
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