子育てをしていると、
「もっと頑張らせたほうがいいのかな」
と思う瞬間がありますよね😅
テストの点数
習い事の成果
受験
将来の進路。。。 etc…
気づけば、
毎日が「目標」と「結果」でいっぱいに
なっていることもあります💧
努力することは、とても素敵なことです。
しかし、「達成し続けないと価値がない」と感じ始めたら、少し立ち止まってみるサインかもしれません。
今回は、心理学の視点から「達成中毒」と、子育てに大切な「ほどよさ」について、以下の文献を参考に、一緒に考えていきましょう💪
【参考文献】
達成中毒とは?
達成中毒とは、成果を出すことで得られる快感にどんどん依存してしまう状態のことです。
正式な病名ではありませんが、心理学的には説明できる現象です。
何かを達成すると、脳の中では報酬系が働き、ドーパミンが分泌されます。
「やった!」というあの高揚感ですね。
この仕組みは、挑戦する力を生み出す大切な働きです。
けれども、その快感ばかりを求め続けると、「達成できない自分」を受け入れにくくなります。
達成中毒のサインには、こんなものがあります。
・結果が出ないと強く落ち込む
・成功してもすぐ次を求めてしまう
・休むことに罪悪感がある
・つい他人と比べてしまう
・子どもの成果が自分の評価に感じられる
心理学者のアルフレッド・アドラーは、
「他人との比較ではなく、自分の課題に向き合うことが大切だ」
と伝えました。
それでも私たちは、知らず知らずのうちに比較の世界に引き込まれてしまいます。
その奥にあるのは、実は「もっと安心したい」という気持ちなのかもしれません。
成功へのプレッシャーとは
今の社会は、とても数字に敏感です。
テストの点数
偏差値
ランキング
フォロワー数…
目に見える成果で評価される場面が増えています。
日本では、「いい学校に入ること」が成功の象徴として語られてきました。
たとえば、東京大学のような難関大学は、長く憧れの存在です。
もちろん、目標に向かって努力することは素晴らしいことです。
ただその目標が
「安心のため」
「周りに認められるため」
になってしまうと、心は少し疲れてしまいます。
成功へのプレッシャーが強くなると、子どもにはこんな変化が見られます。
・失敗を極端に怖がる
・挑戦より安全な道を選ぶ
・「できた自分」しか好きになれない
・燃え尽きてしまう(バーンアウト❤️🔥)
心理学ではこれを「条件つき自己価値」と呼びます。
本当はそうじゃないと心の中では考えていたとしても、
「うまくいったときだけ自分には価値がある」
という感じるようになってしまいます💧
ほどよさとは?
では、子育てにおける「ほどよさ」とは何でしょうか。
それは、
「挑戦は応援するけれど、結果で存在の価値は揺るがない」
という姿勢ではないかと考えます🍀
がんばりは応援するけれど、結果で愛情は変わらないというメッセージです。
心理学者のカール・ロジャーズは、「無条件の肯定的関心」という考えを示しました。
これは、できる・できないに関係なく、その人そのものを大切にする姿勢です。
ほどよさを保つヒントは、こんなところにあります。
・点数より工夫や努力を見る
・失敗を「成長の途中」と考える
・休むことも努力の一部と認める
・比べる相手は昨日の自分にする
・親も完璧を目指しすぎない
「頑張ったね」と言うとき、数字よりも過程に目を向けてみましょう。
うまくいかなかったときこそ、「それでも大丈夫」と伝えることが土台になります。
ほどよさは、甘やかしではありません。
長く元気に走り続けるためのペース配分です。
まずは自分を大切に
子どもへのプレッシャーは、親自身の不安から生まれることがあります。
「困らせたくない」
「将来苦労してほしくない」
という思いは、深い愛情です❤️
でも、親がいつも張りつめていると、その緊張は自然と子どもに伝わってしまいます💧
親自身が自分を大切にすることが、より良い子育てに繋がると信じています🍀
・疲れたらちゃんと休む
・完璧でなくてもいいと認める
・親が自分の好きなことをする時間を持つ
・誰かに相談する
親が「失敗しても大丈夫」と自分に言える姿は、子どもにとって大きな安心になります。
強さとは、転ばないことではありません。
転んでも自分のペースで立ち上がることです。
さいごに
達成中毒は、まじめで頑張り屋さんほど陥りやすいものです。
それは向上心の裏側にある、不安のサインかもしれません。
子育てで本当に大切なのは、「成功する子」にすることではなく、
「失敗しても自分を信じられる子」に育てることです。
🍀自己効力感(セルフエフィカシー):自分はやればできるという感覚
🍀自己回復力(レジリエンス):失敗しても立ち直る力
これらを高めることが、これからの変化の激しい社会で
楽しく生き抜くために必要な力だと考えています💪
今日、子どもが何も成果を出さなくても、その子の価値は変わりません。
そして、あなた自身の価値も、達成とは無関係です。
子育ては短距離走ではなく、ゆったりと続く道のりです。
少し肩の力を抜いて、ほどよく、やさしく。
それが、持続可能で最も強い子育てなのではないかと私は考えています🌱
【参考文献】
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも『達成中毒』
について興味を深めていただき、
少しでも参考になれば嬉しいです🌈


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