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などに疲れて、
「もう無理…」💧
と思ったことはありませんか?
そんなとき、一番大切なのは
「ちゃんと逃げる」
ことかもしれません。
「逃げるのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、
実はすごく役に立つ大事なスキルだと思います。
特に日本人は、我慢、根性、努力が美徳とされる風潮がまだまだ残っています。
学校でも正しく「逃げる」ことは教えてもらえません…
私は、小学校現場から「逃げた」人間です。
素晴らしく名誉ある仕事だとは思いますが
自分の肌に合わず、毎朝憂鬱に感じていました。
そこで、周囲には内緒で(学校長のみには相談?宣言?して)
転職(校種の変更のための採用試験受け直し)をしました。
特別支援学校の方が自分にとって合っていると感じました。
そろそろ、次の場所に逃げようかなwww
今回は、以下の文献を参考に、「逃げる」ことについて一緒に考えていきましょう🍀
【参考文献】
逃げるとは
「逃げる」って聞くと、なんとなく悪いことのように感じるかもしれません。
「根性がない」
「我慢が足りない」
「努力が足りない」
って、まわりに言われそうで怖いですよね💧
でも、本当のところは、逃げるって
❤️「自分を守るために距離をとる」
ってことだと思います。
心や体がつらくなりすぎる前に、ちょっと離れる。
これってとても大事なことです。
精神科の世界では、
「逃げる=ストレスへの対処方法のひとつ」
として考えられています。
がんばりすぎて壊れてしまうより、上手に休んだり、離れたりすることの方がよっぽど賢いんです。
「逃げるは恥だが役に立つ」って、まさにその通り。
ちゃんと使えるようになってほしい考え方です。
逃げる難しさ
とはいえ、逃げるのって簡単なことじゃないですよね。
本当は「もう限界」
って思ってても、なかなか一歩を踏み出せない人が多いんです。
その理由は…
- 「逃げたら負け」っていう思い込みがある
- 家族や職場の人に迷惑をかけたくない
- これまでがんばってきた自分を否定したくない
- 逃げたあとの未来が見えなくて不安
- 周りの人から「甘えてる」って思われそう
特に日本では、
「我慢が美徳」
「最後までやりぬくことが大切」
という文化がまだまだ根強くあります…
だからこそ、「逃げる」という選択がとっても難しく感じるんですよね。
でも、本当に大切なのは「自分の心と体を守ること」です。
周りの期待より、まずは自分の命と健康を優先してほしいんです。
逃げる技術
「逃げる」って、じつは技術がいるんです。
ただ衝動的に投げ出すと、あとで後悔しちゃうこともあるから、コツを知っておくのがおすすめです。
まず、逃げる前にしてほしいこと
- 自分の心と体の限界を見きわめる(不眠、体調不良、気分の落ち込みなど)
- ひとりで抱えこまずに、誰かに相談してみる
- 逃げた後に安心して過ごせる場所を考えておく(実家、支援機関など)
「その場にいながら」逃げる方法
- 一時的に仕事や勉強の量を減らす
- 有給を取ってしっかり休む
- 介護ならデイサービスに任せる
- 先生や上司に「少しペースを落としたい」と伝える
- カウンセラーや保健室を「避難場所」として使う
- 心の中で、「この人の言葉は聞き流そう」と割り切る練習をする
「距離をとって」逃げる方法
- 思いきって休職や休学をする
- 介護施設に入所してもらう
- 働く場所や学ぶ場所を変えてみる(転職・転校)
- 実家に戻ったり、支援施設を利用したりしてリセットする
- SNSや連絡ツールを一時的にシャットアウトして、心を休める
小さな「逃げ」から始めてみよう
- まずは1日だけ休んでみる
- 無理して会話せず、静かな場所にこもってみる
- 信頼できる人とだけ関わるようにしてみる
「逃げる」って聞くと大げさに感じるかもしれませんが、
ちょっと離れること、小さく休むことも立派な逃げだと思います。
逃げる基準
「いつ逃げていいのか分からない」って悩む人、多いんです。
自分自身で、無理をしていることに気がつくのは意外と難しいです💧
そこで、チェックリストを用意してみました。いくつ当てはまるか、ちょっと見てみてください。
こころと体からのSOS(チェックリスト)
□ 朝がつらくて布団から出られない
□ 頭痛や胃の痛みがずっと続いている
□ 夜、眠れない。寝ても疲れがとれない
□ わけもなく涙が出る
□ イライラして、人にきつく当たってしまう
□ 誰にも会いたくない。LINEやメールも返せない
□ 「自分なんかいない方がいい」と思ってしまう
□ 死にたい、消えたいと思うときがある
□ 食べすぎてしまう、または何も食べたくない
□ 学校や職場に近づくだけで気持ち悪くなる
3つ以上あてはまったら、
心や体がかなり疲れているサインかもしれません。
まずは休むことを優先して、
「逃げてもいいんだ」って自分に許可を出してあげてくださいね。
最後に
「逃げること=弱いこと」
って思われがちですが、そんなことはありません。
むしろ、
自分の限界をちゃんと感じて
守ることができる人はとても強い人だと思います🍀
逃げたことで元気を取り戻した人はたくさんいます。
逃げたからこそ、新しい居場所や生き方を見つけられるんです。
だから、「もう無理…」って思ったら、自分の声をちゃんと聞いてあげてください。
心が叫んでいるときは、遠慮せず逃げてください。
逃げることは、負けじゃありません。
あなたがちゃんと生きていくための、大切な選択肢なんです。
「逃げるは恥だが役に立つ」
この言葉が、あなたの心を少しでも軽くしてくれることを願っています。
【参考文献】
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも『逃げる』ことについて興味を深めていただき、
少しでも参考になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので
よろしくお願いします。
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