思った以上に、身近な精神疾患の一つである
『統合失調症』は、どの様なことが要因で、どんな治療が効果的か、以下の書籍を参考に一緒に学んでいきましょう💪
【参考文献】
🍀どうして起こる?
『統合失調症』などの心の病気が起こる、大きな要因
『ストレスに耐える力』 < 『ストレスの大きさ』
心の健康には、ストレスの大きさと、ストレスに耐える力が大きく
関わっています。
何か問題に直面しても、ストレスに耐える力がおおきければ、跳ね返すことができますが、同じ程度の問題でも、ストレスに弱い場合、心が不健康な状態に陥ってしまう可能性が高まります。
・人によって、同じ事象でもストレスの感じ方は異なる
・人によって、ストレスに耐える力も異なる
周囲から見たら『大したストレスではない』と見えることも
本人にとっては『抱えきれない大きなストレス』に感じている可能性があることを念頭に、関わることが大切です🍀
きっかけになるストレス
発症を予防するには?
下記のような状態が『二週間以上続く』『だんだんひどくなる』ときは、心の病気の前触れかもしれません💧
発症を予防するには、『前触れ』の段階で休養をとることが大切です🍀
ストレスに耐える力(ストレス耐性)を高めるには、生活リズムが整っていることが大切です🍀
いつもできていた、日常生活のリズムが崩れ始めていたら、『前触れ』が起こっている可能性があります。
その状態を我慢し続けると、発症の原因になりかねません。
『今、自分はどんなことをストレスに感じているのか』を書き出すことで、整理できることがあります。
そして、そのストレスに感じていることを減らすことが大切です🍀
🍀どうやって治療する?
『本人の人生を尊重する』
精神疾患の治療や支援では、『リカバリー』という考え方を根本にします
〈リカバリーへの道〉
本人が
🍀可能性を信じて、希望がもてる
統合失調症 病気の理解と治療法
🍀『人としてやれることがある』と確信できる
🍀責任を引き受けながらチャレンジできる
🍀地域社会の中で人と繋がり、役割を引き受ける
本人に、何かしらの自覚症状がある場合、周囲が医療機関に相談する方が良いことを、丁寧に説明しましょう
早期の治療が効果的です🍀
一方、本人が医療受診に抵抗がある場合、
本人の了承なく無理に医療受診させないことが大切です🍀
今後の家族・医師との信頼関係が築きにくくなったり、
今後の治療が継続しにくくなったり
する原因になりかねません💧
本人が、医療受診に抵抗がある場合、まずは身近に関わる人が本人の困り感を聞いたり、観察したりして、家族だけでも医療に相談することができます🍀
医療では、具体的にどの様な治療がされるのか、見ていきましょう。
オープンダイアローグ
オープンダイアローグとは、『開かれた対話』という意味で、患者さんやその家族・友人など、患者さんにとって大切な人々を一堂に会して対話を続ける療法です。
日本での普及はまだまだこれからですが、医療ではまず医師と患者・家族が対話を通し、信頼関係を構築するところから治療がスタートします。
薬の効果💊
統合失調症をはじめ、多くの精神疾患で用いられるのが薬を活用した治療です。
薬を服用したから、病気がすぐに治るというわけではありません。
服薬により、本人に表れている症状(妄想・幻覚・睡眠不全など)を緩和し、成功体験を積み『リカバリーへの道』を歩みやすくすることができます
統合失調症の治療によく活用されている薬をいくつか紹介します
よく見られる副作用💊
どんな薬にも副作用がありますが、副作用を恐れるあまり、服薬しないと治療が遅れてしまいます…
副作用を正しく理解し、医師と相談しながら自分に合った薬・量・組み合わせを調整し、無理なく継続して服薬することが大切です🍀
症状が良くなったから
副作用がきついから
という理由のもと、自己判断で服薬を停止するのは症状の悪化につながります。
服薬の変更や停止は必ず、医師に相談した上で行いましょう。
まとめ
『統合失調症』などの心の病気から、心を守るためには、
早期発見・早期治療
がとっても重要です。
病気が大きくなってしまうと、回復するのにかなりの時間を要します💧
病気の『前触れ』の段階で、自分や身近な人が、
🍀できるだけ早く異変に気づき
🍀できるだけ早く対応する
ことで、病気の発症や重症化を防げることが多いです
思い切って、休養を取ったり、環境を変えたりして、自分の心を休めましょう✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます🍀
この記事を読まれた方が、
少しでも『統合失調症』について興味を深めていただき、少しでも参考になれば嬉しいです🌈
今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨
【参考文献】
コメント