『Co-MaMe:こまめ』とは?
国立特別支援教育総合研究所が作成された『連続性のある多相的多階層支援(Continuous Multiphase and Multistage educational support)』の略称です🌈
現場(特別支援学校(病弱)に勤務する教員304名から)の情報を基に作られた支援ツールです
教育的ニーズ 40項目(6カテゴリー)
・不安が強い
・気持ちの表現が苦手
・気持ちのコントロールが苦手
・社会集団のルールの理解が苦手
など 教育的ニーズを40項目(6カテゴリー)に分類されています↓
アセスメントシート
その子の実態のアセスメントを行うために用いるシートです。
できるだけ複数の支援者が記入した後、教育的ニーズを共有します
どんな場合に効果的?
① 支援についてヒントが欲しい
・教室に入るのが苦手
・自分の思いが話すのが苦手
・生活リズムが望ましくない
などの実態があるとき
『どこからアプローチをかけると良いの?』
と考えることがあります。
そんなときに活用しています。
アセスメントシートの項目に○・◎をできるだけ複数の支援者で記入
↓
○・◎が重なる項目を発見
↓
重なった項目の困り感を解決する糸口を考える
↓
今はどんな支援がその子に適しているかが明確に
↓
支援者同士で情報共有
↓
一貫した指導ができる
② 対応について意見が合わない…
A先生「進路のこともあるし、少しは無理させて教室に入れた方がいい。」
B先生「今はとりあえず、本人の気持ちを優先させてあげましょう。」
C先生「本人が入りやすい学習から、教室に入れるように促しましょう。」
不登校傾向の子への対応について意見が別れる…
実際によくあることです
このような場合も、Co-MaMeを活用することで、今のその子に合った支援を明確にすることができます。
そして、支援者同士が納得して指導にあたることができます。
まとめ
子どもたちのあらゆる困難(行動面・適応面など)を
色んな支援者が 多相的に見取り
2次障害
(自尊感情の低下や不登校、生活リズムの乱れなど)
を防げるよう、支援者として心がけたいです🌈
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださる皆さま本当にありがとうございます。今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
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